ケースインタビューの目的と準備方法

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西村 航
とある外資IT企業でリクルーターをしています。新卒採用担当から中途採用に変わりました。在宅ワーカーで、一日中家にいます。SNSからもお気軽にコンタクトください!

ほとんどの学生がケースインタビューに苦手意識を持っている

ケースインタビューという言葉聞いたことがあるかと思います。戦略コンサルファームだけではなく、有名な外資企業の面接ではよく取り入れられている選考手法の1つです。とある遊園地の来場者数を2倍にするには?漫画の市場規模を推測しなさい。などと一見取っ掛かりがなさそうな問題を解決する必要があります。こういったケースインタビューの目的は何か。また、どのような準備が効果的なのかをご紹介します。




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ケースインタビューの目的

そもそもケースインタビューの目的は何なのでしょうか。豊かな発想力があるかを試している。卓越した思考能力を持っているか確かめている。このように、多くの学生は一部の天才を見つけるためのテスト、と思い込んでいる傾向があります。しかし、実際は以下のような能力をみるために行っています。

  • 分析力
  • 論理的な思考能力と自分の考えをまとめる能力
  • 思考のクセ
  • 情報処理能力
  • ストレス対処能力
  • 性格
  • 問題解決を楽しんでいるか

各項目の能力は十分に訓練を積めば、自身の努力で引き伸ばせる力です。つまり、ケースインタビューは準備をどれだけできたかが合格・不合格に大きく影響します。地頭が良い人だけが受かるテストではありません。

ケースインタビュー前にしておきたい準備

ケースインタビューを受ける前の準備として最低限やっておきたいこと。それは①フレームワークの習得②基本的な数字の暗記です。(日々の情報収集は当たり前のようにやっておきましょう)。

①フレームワークの習得

ケースに取り組む際にフレームワークが役立ちます。フレームワークとは、思考を整理するためのツールです。複雑な事象をフレームワークを使い整理することで、物事の本質が見えてきます。ここではケースインタビューで使えるフレームワークをご紹介します。

  •  5C 

    企業分析のために用いる。企業を取り巻く環境をCompany、Cost、Competition、Customer、Channelの5つのCに分けて考えること。

  •  4P 

    マーケティング分析のために用いる。Product、Price、Place、Promotionの4つのPを考え、自社の製品・サービス戦略を分析する。

  •  プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス(PPM) 

    製品のマーケットにおける位置づけを把握するために用いる。詳細はこちら:情報源: N’s spirit PPMとは PPM分析 PPMマトリックス

  •  ポーターのファイブ・フォース分析 

    業界の構造分析に用いる。業界は5つの競争要因によって成り立っている。1:新規参入の脅威 2:業界内における既存企業間の競争 3:代替品の脅威 4:顧客との力関係 5:サプライヤーとの力関係。

  •  バリューチェーン 

    自社の競合優位性を把握するために用いる。事業活動の一連の流れを理解するために役立つ。

  •  マッキンゼーの7S 

    企業の内部組織及びその優位性を分析するために用いる。1:Strategy 2:System 3:Style 4:Skill 5:Structure 6:Staff 7:Shared Valueの7つのSを考え、企業の内部環境分析を行う。

それぞれのフレームワークはケースのような複雑な問題に取り組む際、考える糸口を見つけるツールになります。例えば冒頭にあった「とある遊園地の来場者数を2倍にするには?」という問題に取り組む際、まずその遊園地自体について、あるいは業界を取り巻く環境について5Cや4Pで考えてみる、と言った具合に使います。これらのフレームワークを自由に使えるよう、普段から企業分析や業界分析を行う際に使って慣れておきましょう。

基本的な数字の暗記

ケースインタビューのなかでもフェルミ推定のような問題には、基本的な数字の暗記が役立ちます。基本的な数字とは、日本の国土面積・日本の人口・GDP規模・世界の人口などです。私のおすすめ書籍はこちら:今がわかる時代がわかる世界地図 2016年版 巻頭特集:地図で読む現代史 (SEIBIDO MOOK)

「日本にある電柱の数は?」「日本にあるマンホールの数は?」「いまこの瞬間にスマホを使っている人数は?」などといった課題がフェルミ推定として有名です。これらの問に取り組む際は、こういった基本的な数字を知っていれば仮説が立てやすくなるので覚えておきましょう。

とにかく練習・練習・練習!

ケースインタビューをぶっつけ本番でやって受かることはまずありません。とにかくケースインタビューに長けている人、もしくは実際に合格して働いている人を見つけ練習台になってもらいましょう。

ケースインタビューは考える手順と解き方がある程度あります。何度も練習することで慣れることができるはずです。慣れてきたらケースインタビュー自体を楽しめている自分がいるはずです。本番ではどんな問題が出てくるか緊張しつつも、ワクワクしている。そんな状態がベストです。とにかく練習を積みましょう!




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